北海道の登山とスキーとフライフィッシングのブログ


by y-fukuchin
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

<   2016年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

昨年8月に黒岳に登ったときに山頂で年配の男性に聞いていたニペソツ山の話。
ず~っと登りたいと思っていて、ようやく行ってきました。

R273からニペソツ山の登山道に入る林道。
途中、石狩岳・音更山との分岐を左方向に進み、
さらに数km走って突き当りまでいくと10台ほどの駐車スペースがある。


朝5:10、入山届に記入して登山口をスタート。
濃いガスがかかっていて肌寒かったので、上だけレインウェアを着用した。

いきなり尾根の取り付きで、深い森の中を進む急登。
b0187142_2018791.jpg

倒木をくぐったり乗り越えたりしながら、
1時間以上も同じような景色のなかを進んでいるうちに汗だくになりレインウェアを脱ぐ。
この辺りでガスが消え、視界が広がっていた。
b0187142_20202515.jpg


それからしばらく進むと突如大岩が現れる。
b0187142_2019474.jpg

どこを通過して良いのやら分からず。
やっぱりこの足場の狭い所を無理くり行かねばならないということが分かった。
唯一にして最大の危険ヵ所かも。

これを超えると正面に前天狗を眺めながら、しばらく平坦な「天狗のコル」を進む。
b0187142_2021040.jpg

この付近一帯だけ雪渓が多く、暖気で融け出した雪渓水が小川のような流れを作っている。
トレッキングシューズを水没させないように、上手く両足で跨ぎながらよちよちと歩く。
 
前天狗の登りにさしかかると、大きな岩場が続く。
b0187142_2021408.jpg

この一帯独特の不思議な世界。
登りきろうかという辺りで、ナキウサギの甲高い鳴き声が響き渡る。
b0187142_20224569.jpg

しばらく目を凝らして探すも、どこにも姿を認めることができず。。。

そしてさらに登った時、
突如視界に飛び込んできたニペソツ山の姿!
b0187142_20232190.jpg

まさに「ドーーーン!!」という衝撃。
ここに来た皆様が「ニペドーン」とおっしゃる理由が良く分かる。
あの鋭い山頂まで残りあと2.5kmという地点だ。
b0187142_2024384.jpg

ここを下りたところから振り返る。
b0187142_2026858.jpg

 
そして天狗岳まで進むと、もう目の前に迫るピークへのルートを辿って見ることができる。
b0187142_20252239.jpg

距離にして1km、高低差にして300mほどで山頂。
b0187142_20275687.jpg

しばらくは急斜面を下り、そして最後の急登にさしかかる。
前半はハイマツの中をひたすら進む。
b0187142_2029164.jpg

後半はガレ場を進む。
b0187142_20292854.jpg


登山口をスタートしてから3時間33分。
8:43分に、ニペソツ山(2,013m)の山頂へ!
b0187142_20295464.jpg


晴天で、どの方向をみても眼下には雲海が広がる絶景!
b0187142_20314523.jpg

北方向には石狩岳、音更山。
そしてその左奥に旭岳や大雪山系の山々。
b0187142_2033426.jpg

遠く東方向にはオプタテシケ山をはじめ十勝連峰。
南方向にはウペペサンケ。
b0187142_20341838.jpg

とにかく初めて目の当たりにする絶景に感動。
写真を撮ったり、熱いコーヒーを飲みながら昼食を摂り、1時間以上も滞在。
この高度でも多くのツバメが風切り音をたてながら旋回していた。

下山を開始して30分ほど経過したころ、
急に風が強くなってきたと思ったら周囲がガスに包まれてきた。
b0187142_20353858.jpg

先ほどまであれだけ晴れて視界が広がっていたのがウソのように、濃い霧が広がってしまった。
b0187142_20361169.jpg

ルートは明確で特に迷う場所はなく、天狗のコル付近まで下りてくるとまた晴天が広がる。
b0187142_2037133.jpg


いつものことだが下りは花の写真を撮りながら下山。
全然名前が分からないながらも、綺麗な花の写真はあとで調べようと思ってまだ調べていない。。。
その中のひとつに「ツクモグサ」というのがあった。
b0187142_21154175.jpg


スムーズに下山でき、12:45頃に車に到着。
ハイドレーションの真水ばかり飲んでいたので、
クーラーボックスでキンキンに冷えていたポカリがやたら美味い!

汗をかいたあとは温泉。地図で見つけていた「幌加温泉 鹿の谷」へ。
その名の通り、到着すると建物のすぐ横にシカがいた!
b0187142_20375299.jpg

ちなみにこの温泉、脱衣所こそ男女別ですが、湯船や露天風呂は全て混浴でした。
書いておかないとビックリする・・・。
もちろん男しかいませんでした。
 
 
 
[PR]
by y-fukuchin | 2016-06-19 20:07 | 登山 | Comments(2)

利尻山(利尻富士)へ

連休だったので、利尻山に行ってきました。

6/9(木)
初日は移動日で、3時に起床して旭川の自宅を朝4時に出発。
100年前に苫前町で獣害事件が発生した場所に寄った。
b0187142_22151373.jpg

当時の小屋を再現した建物に実物大のヒグマ(380kg)が襲いかかろうとしているシーンが強烈。

稚内のフェリーターミナルから約1時間30分で利尻島へ。
b0187142_22182092.jpg

鴛泊港に到着するとまずは近くのお店で冷えたビールを購入し、それから北麓野営場までの約4kmの緩やかな上り坂を徒歩で移動。
b0187142_2219514.jpg

山頂はおろか山の中腹さえも見えず。
約1時間で今日の宿泊地である「北麓野営場」に到着。
b0187142_22193539.jpg

受付して同時に明日の入山届を記入。
すぐにテントを張ってマットとシュラフを広げ、ビールを飲みながら遅い昼食(インスタントラーメン)を食べる。
b0187142_22202894.jpg

夕方17時過ぎに管理人さんに声をかけられて行ってみると、雲が晴れて利尻山山頂がクッキリと見えていた!!
b0187142_222133.jpg

こんな距離で山頂までハッキリ見れるなんて・・・。
b0187142_22214834.jpg

18時に夕食をとってすぐに就寝。明日朝は3時起床、4時に出発予定。

6/10(金)
予定通り3時に起床し、朝食。
b0187142_22231566.jpg

夜中じゅうずっと小鳥が鳴いていた。
4:15に北麓野営場を出発。
b0187142_22223452.jpg

既に10名ほどのツアー登山者が出発していた。
どうせ後半でバテるので、できるだけゆっくりゆっくりと自分に言い聞かせて歩き始めた。
8合目くらいまではあっという間に到着した感じがした。
b0187142_22262683.jpg

体力を温存するため、できるだけザックを軽量化して8.5kg程度の重量にしておいて良かった。
ルートは全体的に狭く、ハイマツやダケカンバなどに覆われていてトンネルのような地帯も多く、何度か頭をぶつけた・・・。
「長官山」、「避難小屋」を通過し、標高1,410mの9合目からは本格的な急登が続く。
b0187142_2227168.jpg

9.5合目付近だろうか。崖が浸食されて非常に狭いルートになっている危険ヵ所がある。
b0187142_22294474.jpg

これ以外は特に問題なく、山頂付近に残る雪渓も柔らかくてキックステップで十分登れる。
ようやく山頂の祠が見え、7:43遂に山頂へ!
b0187142_2230821.jpg

分かってはいたが、もちろん真っ白なガスの中。風も強い。
5分も経たないうちに寒さで震えてきたのでフリースとレインウェアを着てから、お湯を沸かして熱いコーヒーを頂く。
b0187142_22304356.jpg

9:50頃まで粘ってみて一向に天候が変わらず下山。
帰りはせっかく持ってきた重たいカメラで花やら景色やらを撮影しながらゆっくり進む。
b0187142_22315370.jpg

帰りはツアー登山のグループが2組とまばらに5~6名の登山者とスレ違った。
下山は7合目から下が異常に長く感じ、登りでかかった時間の2倍くらいに感じた。(実際には3時間)
b0187142_22322746.jpg

b0187142_22325497.jpg

b0187142_22331550.jpg

北麓野営場に戻ってきたのは予定より1時間ほど早い12:45。

下山のサインをして、テントを撤収し75Lのザックに全て収める。
お世話になった管理人さんに挨拶をし野営場を後にして、鴛泊港への4kmの道のりをまた歩いて戻る。
b0187142_2234419.jpg

途中、「利尻富士温泉」にGO!露天風呂がサイコー。
b0187142_22343769.jpg

風呂上りのアイスもサイコー。
b0187142_22345921.jpg


フェリーターミナルの目の前にある食堂「磯やき亭」に寄り、遅い昼食?早い夕食?
ボリュームMAXのカツ丼を完食!
b0187142_22374062.jpg

17:35のフェリーで稚内に戻るとき、利尻富士の見事な姿が目に入ってきた。
b0187142_22391489.jpg


19:30過ぎに旭川に向けて車を走らせ、深夜12時頃に無事旭川到着。
2日間、44時間の凝縮された楽しい時間でした!!
[PR]
by y-fukuchin | 2016-06-11 22:08 | 登山 | Comments(2)

ニセイカウシュッペ山

昨年2015年8月24日。
2回目の登山で初めて黒岳に登った時、旭岳方面とは反対側の雲海の向こうに見えていた山があった。
山頂で休んでいたおじいちゃんいわく、あの山も凄く面白いゾ~~と。
あとニペソツも面白いんだとか。
後日、ず~っと気になっていたその山の名前がニセイカウシュッペ山だと分かり、いつか行ってみたいと思っていたので、6/7に行ってきました!

登山口に通じる林道の途中に、車止めの黄色いゲートがある
b0187142_2246583.jpg


一般車両の通行が規制されているため、事前に管理事務所に連絡を入れてゲートのカギ番号を聞いておく必要があります。
「連絡先:上川中部森林管理署 0166(61)0207」

また、この林道は雨や雪解け水が流れて削られたような痕跡の溝がいたるところにあり、車で通過する際には十分にスピードを落として通行したい。

登山口から「熊注意!」の看板があり、熊鈴と熊スプレーを装備。
b0187142_22474840.jpg

6/7時点では登山道の前半は夏道からスタートですが、それも30分も歩かないうちに深い残雪でかなり踏み抜きが多発するようになります。(>_<)
b0187142_22483197.jpg

登山道のルート自体は一本道なので、迷うような箇所は特にありませんでした。
b0187142_2249613.jpg


中盤以降は急斜面のトラバースが連続するような箇所があり、しかもかなり長い距離を通過しなければなりません。滑落しないよう注意が必要です。
b0187142_22493391.jpg

b0187142_2250117.jpg

この日は気温が高めで雪質が柔らかい日だったのでアイゼンは不要でした。

そして3時間ちょっとかかってようやくニセイカウシュッペ山の山頂へ到着しました。
b0187142_22503210.jpg

ここはなんといっても大雪山系の山並みの美しさに目を奪われます!!
b0187142_22515155.jpg

昨年8月はあの黒岳山頂からこのピークを見ていたんだな・・・。
b0187142_22524247.jpg

強風の山頂では急激に体が冷えてきます。
風裏となる場所へ移動し、お湯を沸かして暖かい食事とコーヒーを頂きました。
b0187142_22531516.jpg

隣には有名な「軍艦山(通称:アンギラス)」が見えました。
b0187142_22535082.jpg

余裕があればここにも行ってみたいと思っていましたが、ハッキリしたルートが分からずに今回は断念。
2日後に遠征も控えているので、ここは雪が融けたころにまた挑戦。
次回のお楽しみにしようと思います!
b0187142_22552848.jpg

b0187142_2256262.jpg

下山は1時間30分ほどでスムーズにスタート地点まで戻りました。
b0187142_22565970.jpg

時折、藪のなかで動く茶色の物体にドキドキしながら、それがシカだと分かるまでは緊張状態が続きます。
往復で約11kmの距離がありますが、ルートも明確で高低差はさほど大きくない山です。
熊さえ出なければもっと良い山なのですが・・・。
[PR]
by y-fukuchin | 2016-06-07 22:43 | 登山 | Comments(2)