1/19、1/20と冬山のテント泊に行ってきました。
昨夜からの吹雪で道路の除雪状況が酷い。。。
登山口に到着。吹雪がおさまるまで出発するタイミングを見計らう。
そして予報では明日朝の最低気温は-23℃。
これまでの冬山テント泊で一番寒い条件になりそう。どんな感じになるのか。。。
とりあえず装備を確認して出発します。
地吹雪による吹き溜まりが多くラッセルが続き、20kgのザックが余計に重たく感じる。
当然誰も居ないしトレースもありません。
このルート状況だと7km先の山頂までは行けないので、
体力と相談しながらテン泊適地をみつけることに。
青空が見えてきました。高度を上げていきます。
日中の気温は-11℃。
それでもザック背負って雪の中を歩いている時は汗をかく。
ちょうど良さそうなスペースを見つけ、テント設営スペースの分だけ踏み固める。
樹林帯の中なので、もし強風になっても大丈夫そうな場所です。
雪用のペグは100均の30cm定規を加工したものを使っています。
雪に刺して使っても良いし、雪に埋めて使っても良い。
テントを設営した後の楽しみといえば夕食しかありません。笑
やっぱり暖かくてパワーの出るものがいい。
外は風が強いので、ベンチレーターを空けてテント内で夕食です。
もちろんお酒も!
ウイスキーは冬でも凍らないのでスキットルに入れて持ってきました。
暗くなったらもうする事はありません。
テントの外は風でゴーゴーいってますが、風雪を凌げるテント内ってのは天国に思える。
寒さが襲ってくるのでダウンシュラフに潜り込む。
メガネは凍ります。
テント内側の壁。
結露が凍り付いて結晶になっている。冷凍庫の中のようです。
朝方に顔の寒さで目が覚めた。
テント内壁に着いた氷の結晶が、風でバタつく度に顔に降りかかるのだ。
夜中にエゾユキウサギの訪問があったようです。
テントのすぐ近くまで来ていた!
朝食はインスタントラーメンにウィンナーを入れて頂きました。
テント内ではダウンソックスがあると暖かい。だけど高い。。。
これはウールの手編みソックス。
朝食後はテントを撤収し、登山口まで戻ります。
ウサギの足跡が多いな~。
下山なのにラッセルで体力消耗。。。
吹雪じゃなくて良かった。
雪の季節も綺麗な場所です。
無事に登山口に到着。
飲み残しのコーラがカチンコチンに凍ってる。
さて、次はどこに登ろうか。