ORVIS スーパーファインシリーズ TIPPET 7'6" #3
2015年 07月 31日
今日は自分が持っている中で一番柔らかいロッドを1本だけ持って行った。
『ORVIS Superfine TIPPET 7'6" #3』
20年前の学生時代に初めて買った海外ブランド『オービス』。
自重わずか42g!という非常に繊細なフライロッドはドライフライの釣りを
すこぶる楽しくさせてくれる。
でも普段はこれと相対するシャープな性質を持つSAGE 389LLの出番が多い。
常に大型ニジマスの可能性があるため。
リールは同じORVIS社のCFO1。限定のオリーブカラーモデル。
リーダーは6Xで、フライは夏の釣りに抜群の実績があるエルクBee。
初めてフライフィッシングをやる同行者と一緒にポイントに入り、
キャスティングのやり方やら、あれこれとレクチャーしながら釣りを開始。
素晴らしいセンスの持ち主ですぐに理解してくれた彼は、
ドライフライフィッシングで見事にニジマスを釣り上げてくれた!
ホッと一安心し、先行する彼の後に付いていきながらロッドを振ることにした。
今日は弾数(フライの数)はいっぱい準備してあったので、
かなりテクニカルなボサ下のシビアなポイントにも果敢にチャレンジ。
流れていくフライをゆっくりと飲み込む大型の影!やっぱり居た!!
当然ながらバッキングまであっという間に出されてしまい、
6Xにしたことを後悔しながら追いかける。
柔らかい#3ロッドで、しかもフレックス値が小さいことで
細いティペットを切らさずに上手くやりとりできていたのか。
暑さのなか、しばらくのやりとりで人間もサカナもヘトヘトになり無事ランディング!
最高のコンディションでパンパンになった魚体のパワー恐るべし!
リールに50mしか巻いてないバッキングのことを考えると、
本流でなくて良かったと思う・・・。
こんな素晴らしいプロポーションのニジマス様に出会えたことに感謝!
今日がフライフィッシングデビュー戦となった同行者は
4本ものニジマスやイワナを釣り上げてくれた!
また、同じくらいの数のバラシもあり、
非常に楽しめた彼はフライの魅力にハマっていくに違いありません。
出番がとても少なくても良い仕事をしてくれる
ORVIS スーパーファイン TIPPETの性能を見直しました。