その準備を兼ねて山友さんと近隣の里山でテント泊してきました。
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夏山のテント泊と違い、冬山は厚手のダウンシュラフや防寒着などで荷物が大きくなります。
75Lザックがパンパン。雪を融かして水を作るので燃料も多めに持ちます。重量的には18kgほど。

風が弱くて木々に降り積もった雪がとても美しい。

山友さんにエゾフクロウが居ると聞き、望遠レンズで狙います。
野生のフクロウを見るのは初めてではないが、こうしてカメラに収めるのは初めて!
樹木の穴にすっぽりとハマって眠っていました。

さらに歩き続けます。

旭川市が一望できる!

随分とエゾシカの足跡があり、寝床も多数ありました。
木々の隙間から太陽光が差し込んできます。

夏にはお目にかかれない景色。

テント泊に適した場所に到着。
まずは雪を踏み固めます。

それぞれソロテントを設営。
山友さんはARAIのライペン。私はモンベルのステラ。
まだスノーフライが無く夏用のフライシートなので酸欠注意。

気温がどれだけ下がっても火力が安定しているガソリンストーブをメインに、
サブでプリムスのシングルバーナーも用意。
そして一番の楽しみ、晩飯はジンギスカン!!

動きを止めると急激に襲ってくる寒さ。
この熱々ジンギスカンはヤバいです!
ごはんにたまごスープ付き!なんと贅沢な!

食事が終わると水作り。
キツネも居るエリアなので十分に煮沸します。

16時の気温は-10℃をやや下回るくらい。

夕食を終えるともう何もすることはありません!
明日の朝日が出るまで自由時間。
シュラフはISUKAのスーパーデナリ。-30℃対応なので寒いことは無いでしょう。

寒いのでシュラフに入ります。
シンシンと雪が降る静かな音と共に爆睡モードへ。
メッチャ眠ってスッキリと目覚め、時計を見ると21時・・・。
インナーテントが凍っていました。

メガネも凍っています。

外に出てみると・・・

山友さんも同じタイミングで目が覚めていたようで、
この距離でテント越しに1時間くらい山のお話タイムでした。
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寒いので暖かいシュラフから出るのが億劫・・・。
起きるとやっぱり降っていました。

酸欠にならないようにベンチレーター全開で、入口も少し開けておいて良かった。
テント内は-6℃前後で、外気温より5℃くらい暖かかった。

フライシート下部の隙間は完全に雪で埋まっている・・・。

朝の景色も綺麗だ。

朝食はカレー♪
フリーズドライのカレー、侮れない旨さ!!

少し青空も見えてきました。
テントを撤収して下山の準備。

下山時も同じ巣穴にエゾフクロウが居ました。かわいい。

山友さんにはいろいろと教えてもらいながら2日間を過ごしました。
この気温と条件でテント泊するとどんな感じになるのか良く分かりました。
今度大雪山系にもテント泊で行きたいね、というお話をして解散。
楽しかった!!!